建て替えで外した古いアンテナの方が映りが良い(十和田市洞内)

1ヶ月前にアンテナ支柱のジョイント部分の不具合で支柱が回り方向調整した現場です。
めんこいテレビ改善のためBS/地デジ用ブースターは変えて有ります。 (建て替え前のアンテナ) 
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意外でした、今まで映っていた、めんこいテレビ、改善のために新しい地デジ用のアンテナに建て変えたら映りません?
電界強度もそうですがMERの値が極端に下がっています。
なんで ! ! とても映る値ではありません、  (建て替え後のアンテナ)
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そこで外したアンテナを見比べて見ました。外したアナログ用のアンテナの導波器の長さが15㎝UHFミドルハイバンド用(31ch~62ch)です。
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新しく付けた地デジ用アンテナの導波器の長さはオールバンド用(13ch~52ch)です。
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そもそも、地デジで使用しているUHF帯(バンド)は周波数帯が広く、
アナログ時代はアンテナの種類も、ローチャンネル、ミドルチャンネル、ハイチャンネル用と3パターンに分かれていました。
ミドルチャンネルは広範囲に届く高出力の大型送信所用、ハイチャンネルは小出力のサテライト局用に振り分けが有りました。地デジに変わるとき、
この空いているローチャンネルに広範囲局(大出力局)を振り分けしましたが、
チャンネルが足りません、めんこいテレビだけがなぜかこのハイチャンネルの50chに割り当てになり驚きでした、
今回のように1種類のアンテナで全のチャンネルを均一に受信する事は無理な話です。
同じ条件(高さ)で同じエレメント数でアナログ時のミドルハイバンド用と地デジ用のオールバンドでは、いままで映っていた放送が映らなくなります。
この解決策は、・・・つづく
 
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