アンテナ工事事例 (八戸市)⑧めんこいテレビだけ映りが悪い

今回はご自分で上げたアンテナの調整の依頼を頂きました。

アナログ時のアンテナ設備をそのまま流用しています。アンテナレベルを測定すると、めんこいテレビだけが極端に弱く、特に電波の質が悪くMer16です。

そしてその電波1チャンネル当たりの量が均一に取れてなくて所々へこんで、デジタルデータがそこだけ欠けており、アナログで言うゴーストの影響となっております。

一般に電波が強ければこのようにはなりませんが、原因として、使用しているアンテナの種類が八戸地区のアナログ用のチャンネルブラン(物理チャンネル13~44ch)用のアンテナでした。めんこいテレビが50chに変更になりオールバンド用に交換が必要となります。

放射器が蝶々の形をしているこのアンテナの受信帯域がめんこいテレビ(物理チャンネル50ch)と適合していないため十分な強さの受信アンテナ出力が得られず、安定して受信できなくなります。

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全帯域用UHFアンテナの目印として基本的にアンテナの先端やキャップなどが黄色く塗られてします。他のメーカーでもこの黄色の印は一緒です。
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平坦な波形が望ましいのですが電界が弱くアンテナが低いと周りの障害物に当たりごらんの様に激しく変動して、「-10」の所も出て受信データが途切れます。注)他chのデータです。
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結局この現場全面取換えになりました、立てるアンテナの位置も変えて、ブースターもデジタル用にしてアンテナ線もデジタルを通しにくい細い3cから太いFBタイプに交換しました。このようにアナログとデジタルの受信設備は極端なちがいは無いのですが小さなロスが積み重なって映りを悪化させていきます。
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